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DITA Festa2019 Tokyo

国内唯一のDITA総合セミナーとして19回目を迎える DITA Festa2019 Tokyo ですが、
今回のテーマは「日本のDITA、次の10年」。

2009年、DITAコンソーシアムジャパンが発足し、国内でDITAの啓蒙普及が始まってから、10年がたちました。この間、DITA導入企業やベンダー企業も着実に増え続け、ユーザーの経験値や製品の選択肢も拡がりを見せ、市場の熟度が高まっています。
今回もユーザー企業からはDITA導入、運用の経験にもとづくアドバイスを、会員企業からは先進のDITA活用ノウハウをお届けし、DITA市場次の10年を示唆します。

今回も受講無料となっています。皆様のご参加をお待ちしております。

各日の発表終了後に会場内にコーヒーとケーキをご用意し、来場者の皆様にお寛ぎいただける時間(懇親会)を設けています。
発表者やブース出展社と、また来場者どうしでご歓談いただけます。
来場者であれば参加無料ですので、是非ご利用ください。

日時
2019年11月27日(水)13:00-17:50 (12:30受付開始)
2019年11月28日(木)13:00-17:40 (12:30受付開始)
会場 AP市ヶ谷 8階(東京都千代田区五番町1-10)
https://www.tc-forum.co.jp/kanto-area/ap-ichigaya/ic-base/
定員 130名
参加費 無料
(DITAコンソーシアムジャパン非会員は1社5名までの申込とさせていただきます)
受講申込 満員御礼 につき申込みを終了させていただきました。
申込期限 2019年11月22日(金)17時
(なお、それ以前であっても申込が定員数を超えた場合、その時点で締め切りとさせていただきます)
主催 DITAコンソーシアムジャパン
11月27日(水) (1日目)
13:00-13:05 開催挨拶
DITAコンソーシアムジャパン事務局
ユーザー事例
13:05-13:50 タダでは済まないDITA導入 ~現場で運用するための取り組み事例~
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
商品事業本部 コントローラ事業部
堀 正樹

当社ではマニュアル制作において、執筆の効率化や翻訳コストの削減を目的としてDITAを採用しました。しかし、制作方法のDITAへの切り替えに際しては、マニュアルおよび関連する業務の環境ややり方をDITAを前提として運用できるように整える必要があります。本発表では、当社でDITAを運用するために実施した取り組みについての事例を紹介します。

会員研究
13:50-14:30 DX時代のDITA活用研究
株式会社中央図研
宮澤 昇

DXによるUX向上にはDITAの活用が効果的です。取説や整解といった本によるマニュアル提供からITを活用した情報提供への移行ができます。IAにはS1000Dが参考になります。

14:30-14:50 休憩・ブース見学
会員研究
14:50-15:30 発注者側が求める品質 vs. 翻訳ベンダー側が目指す品質 ~共通のゴールを目指すための翻訳ベンダー側から見た解決策~
コンテンツローカリゼーション部会
村田 展俊 (IXIASOFT)

DITAコンテンツの翻訳において、発注側も受注側も共に品質の向上を目指しているにもかかわらず、両者の間には少なからず重視しているポイントに差があると感じています。そして、もしこの差を埋めることが出来れば、発注側も受注側も互いに満足する結果を得られるはずです。本発表では、当部会よりDITAユーザー会に投げかけている「受注側が考える解決策」について紹介し、聴衆の皆様からもご意見をいただけましたら幸いです。

15:30-16:10 DITAによるWebHelpで考慮すべきこと
DITA for WebHelp研究部会
平林あかね (丸星)

DITA for WebHelp研究部会ではDITAからWebHelpを変換するプラグイン開発を目指しています。昨年度はWebHelpの「要求仕様」を作成し、DCJ会員に向けて公開しました。今年度は、DITAによるWebHelp実現に向けた「ライティングガイドライン作成」と「プラグイン開発」を進めており、その概要紹介と今後の活動計画をお伝えします。

16:10-16:20 休憩・ブース見学
仮想事例
16:20-17:10 組織はつらいよ ~個性と統制を両立するDITAのリユース戦略~
アートダーウィン合同会社
加藤哲義

ある日、社長の怒りが爆発「うちのマニュアルはどうなっとるんだ!」 某フランチャイズ企業のマニュアル制作をめぐる組織の軋轢と葛藤が露呈した。
制作課長、堺寅男はDITAのリユース規格とCCMSを駆使して乗り切ることができるのか。

【脚本】 加藤哲義  【出演】 堺寅男(まじめ), 桜木さん(頼れるOL), 豊島社長(ワンマン), 斎藤総務部長(追従&丸投げ)
香川事業部長(野心), 豊島Jn.事業部長(自由) 【映画化】 未定

17:10-17:50 懇親会・出展ブース見学
11月28日(木) (2日目)
ユーザー事例
13:00-13:45 NECにおけるDITAの過去・現在・未来
日本電気株式会社
ソフトウェアエンジニアリング本部 エキスパート
大橋 和子

NECでは、クラウド型ソフトウェア開発環境に組版のためのDITAサービスを全社展開して約7年になります。DITAの爆発的な広がりはなかったものの、利用プロジェクトは着実に増えています。本講では過去を振り返りながら、これまでの成功と失敗の要因を分析し、将来を予測します。

13:45-14:30 スモールスタートDITA
ローランド ディー.ジー.株式会社
DP事業部 開発推進室
田中 啓次

ワンソースマルチユース、翻訳コスト削減など魅力的なメリットのあるDITAですが、コスト、人材などの問題が導入障壁となりがちです。これらの障壁をクリアするために、最小限の環境でDITA運用をスタートし、段階的に制作環境を整えていく“スモールスタートDITA”を実践しています。道半ばではありますが、スタートから今までの道程と、これからのプランの一部を説明させていただきます。DITA導入検討の一助となれば幸いです。

14:30-14:45 休憩・ブース見学
ソリューション駅伝(サービス)

DITAコンソーシアムジャパン会員企業が提供しているDITA関連サービスをポイントを絞り、次々にご紹介していきます。

14:45-15:00 DITA教育サービス「DITAマスターコース」
アートダーウィン合同会社
加藤 哲義

「DITAシェルパサービス」の三合目で行う「DITAマスターコース」をご紹介します。2011年から開講し、これまで20社以上の企業がDITA導入に際して受講された、実績ある体系的な教育コースです。XMLの基礎から学び、実際にDITAエディタを使って自社マニュアルを試作しながらDITAの仕様と書法をマスターします。

15:00-15:15 DITA、IA、プラグイン
アンテナハウス株式会社
小林 具典

DITAを導入すればすべてうまく行く、というわけではありません。コンテンツ再利用戦略、多言語対応、PDFやHTMLの実現性の検討等、はじめの一歩が極めて重要です。実績豊富なアンテナハウスはこれらを解決します!

15:15-15:30 ワンストップで課題解決!DITAによるマニュアル制作
PFUテクニカルコミュニケーションズ株式会社
今井 博

弊社では、マニュアル制作の様々な課題に対して、ライティング、翻訳、制作環境の観点で多角的に検討し、最適解をご提案します。DITAでマニュアル制作をする場合、制作工程全体を考慮した設計が重要になります。ワンストップで請け負うからこそできる、全体最適を実現するソリューションをご紹介します。

15:30-15:45 (休憩)
ソリューション駅伝(製品)

DITAコンソーシアムジャパン会員企業が提供しているDITA関連製品をポイントを絞り、次々にご紹介していきます。

15:45-16:00 当社主軸製品XDocs CCMSの最新情報と、MS Wordとの連携ソリューション、コンテンツマッパーのご紹介
インフォパース株式会社
関根 智也

主軸製品のXDocs CCMSを中心に、MS Wordとの連携ソリューション、新たなコネクターとなるコンテンツマッパーをご紹介します。舞台裏でXMLの技術的複雑さを全て処理するため、MS Wordから離れることなく、再利用可能なXMLを直接生成できるコンテンツマッパーを、ぜひ体感してください。

16:00-16:15 DITA-CCMS Danteのご紹介
インフォグリーン株式会社
宮本 隆弘

純国産のDITA-CCMS「Dante」の概要と特徴を解説。エディタを選ばないオープンな使用環境は、CMS未利用のユーザー様に容易な導入が可能です。無償提供版「Danteフリー」も用意しています。

16:15-16:30 直感的で、理解しやすいDITA CMSであるDITAworksのデモンストレーション
株式会社ヒューリンクス
谷地畝 秀樹

直感的で、理解しやすいGUIを持つ、ドイツ*instinctools社の DITA CMSであるDITAworks(ディタワークス)を紹介します。アイコンによる表示が多く、画面はマウス操作が中心で、ドラッグ&ドロップ、タブによる画面切り替えなど日常で操作している他のソフトウェアと似たような感覚で操作できることをデモンストレーションします。

16:30-16:45 IXIASOFT CCMS バージョン6.0の概要紹介
IXIASOFT株式会社
村田 展俊

本年9月にリリースされたIXIASOFT CCMS 6.0は、これまでDITAの知識がない編集者や査読者向けに提供してきたWebブラウザでの編集・レビューに加えて、DITAエキスパートがトピックの執筆やマップの編集を可能とする環境を提供します。ソリューション駅伝では、この新たな直観的に使用できるWeb執筆環境を、デモを交えてご紹介します。

16:45-17:00 SDL Tridion Docs 14のご紹介
SDLジャパン株式会社
青木 淳平

SDL Tridion Docs新バージョンの新機能についてご紹介いたします。

17:00-17:40 懇親会・出展ブース見学
会員出展ブース紹介

会場では会員企業がブースを出展しています。実演を観たり、直接担当者とお話をすることができます。

アンテナハウス株式会社
弊社はDITA IAコンサル、PDF・HTML生成プラグイン開発において10数年の経験と実績があります。ブースでは開発担当者自らお客様の課題をお聞きします。どのようなことでもお気軽にご相談ください。
IXIASOFT株式会社
本年9月にIXIASOFT CCMSの新バージョン6.0をリリースしました。これまでのクライアント環境と一線を画し、ウェブブラウザを使って直観的にDITAのトピックファイルの執筆やマップファイルの編集ができるユーザーフレンドリーな県境を提供しています。是非とも弊社ブースにお立ち寄りいただき新しい環境での使いやすさをご体験下さい。
株式会社中央図研
■必要な情報を必要な時に届けてユーザ体験を向上させましょう■一連の手順を動的に組み立てて示せない、修理履歴を反映した情報を示せないなどの課題に解決策が見出せず、既存マニュアルのDITA化に留まっていませんか?航空業界のマニュアル規格S1000DをDITAと組み合わせて解決します。詳しくはブースにて。
インフォパース株式会社
主軸製品のXDocs CCMSを中心に、MS Wordとの連携ソリューション、新たなコネクターとなるコンテンツマッパーをご紹介します。舞台裏でXMLの技術的複雑さを全て処理するため、MS Wordから離れることなく、再利用可能なXMLを直接生成できるコンテンツマッパーを、ぜひ体感してください。
株式会社ヒューリンクス
直感的で、理解しやすいGUIを持つ、ドイツ*instinctools社の DITA CMSであるDITAworks(ディタワークス)を展示します。欧州で多くの導入実績があります。アイコンによる表示が多く、画面はマウス操作が中心で、ドラッグ&ドロップ、タブによる画面切り替えなど日常で操作している他のソフトウェアと似たような感覚で操作できます。
SDLジャパン株式会社
マニュアル制作や翻訳のコストダウンを可能にし、あらゆる言語やデバイスで高品質の構造化コンテンツを配信するDITA系CMSのシェアで日本を含め世界をリードするSDL Tridion Docsご紹介します。本年リリースされた新機能、SME用オンライン編集ツールDraft Spaceをぜひご覧ください。

* 本ページに記されたDITA Festa2019 Tokyoの内容は、予告なく変更されることがあります。

<お問い合せ先>
DITAコンソーシアムジャパン事務局
(アートダーウィン社内)
・担当者 : 加藤 哲義
・TEL  :080-5051-7133
・E-mail : info@dita-jp.org

以上